自分に合った勉強法を選ぶ

宅建資格合格への第一歩として、宅建の勉強を始めるにあたり、どのような勉強方法で取り組んでいくかということを決めなければいけません。このサイトでは独学で宅建合格を目指すことをテーマにしていますが、独学以外にも勉強する方法としていくつかあります。

主な勉強方法は資格学校、通信講座、独学の3通り

具体的な勉強方法としては以下の3通りに分類されます。

1.資格学校・予備校に通学して取得
2.通信講座で宅建を取得
3.独学で宅建を取得

それぞれに特徴がありますので、自分のスタイルに合った勉強法を選ぶ必要があります。

勉強に使える時間や予算、自分の性格に合わせて勉強法を選ぶ

どの勉強スタイルが自分に合うかどうかや、どの勉強法が自分にとって効率が良いかは、自分が勉強に取り組める時間帯や自分の性格、使える予算などによって異なります。ですので、どの勉強方法を選ぶかは、ご自分の環境や性格、使える時間やお金などに合わせて選ぶ必要があります。

勉強法の選択は、宅建試験に向けた準備での最初期の段階で行いますが、この時の勉強法を選ぶ決断は、慎重に行わなければなりません。なぜなら、宅建試験日までの勉強期間の途中で勉強法を変更するのは、勉強の効率がとても悪くなってしまうからです。

それぞれの勉強法は、3通りとも全く異なったものですので、途中で変更するとその勉強法に慣れるのにも、また時間がかかってしまいます。最初の段階で、自分の状況を慎重に分析して、勉強法を選択しましょう。

それでは、各々の勉強法がどんな人におすすめなのかを、以下に考察してみました。

資格学校・予備校への通学勉強がおすすめな方

近所に評判の良い学校があり、また宅建勉強を通して友人や仲間を作りたい、などの希望持つ人は近くの学校や予備校を選択すると良いでしょう。また資格学校に通学する場合は、決まった講座の時間に通学が可能であるかどうか、講座の費用が払えるかどうかなどを検討する必要もあります。

学校側がきっちりと決めたカリキュラムに則り学習が進みますので、独学で勉強をやり通す自信のない方、意思の強さに自信がない方にもおすすめな方法です。

・近所に資格学校がある方
・宅建勉強で友人や仲間が欲しい方
・講座費用の予算がとれる方
・意志の強さに自信がない方

資格学校・予備校に通学して勉強する方法は、上記のような方におすすめです。さらに詳細は、宅建を学校・予備校に通学して取得しよう！も参考にどうぞ。

通信講座がおすすめな方

独学は苦手であるけれども、近くに学校がない場合は、通信講座を選ぶ方法もあります。通信講座のメリットは何といっても、優れた教材を使った勉強を自宅で行えることです。その分、独学よりは費用がかかるというところが、デメリットでもあるのですけど。

・独学が苦手な方
・通学の講座よりも費用を抑えたい方
・優れた教材で学習したい方

通信講座で勉強する方法は、上記のような方におすすめです。さらに詳細は、宅建を通信講座で取得しよう！も参考にどうぞ。

独学がおすすめな方

独学を選ぶ場合、前提として意思の強さや自己管理の徹底などが求められます。独学は自分で自由に勉強方法を決めることができるというメリットがある一方で、意思が弱かったり自己管理ができない場合は、すぐに勉強を怠けてしまうというデメリットがあります。独学は、勉強自体に挫折してしまうリスクの高い勉強法とも言えます。

ただし、本気で宅建試験の合格を目指して勉強に取り組むのであれば、独学でも十分に宅建の試験に合格できます。私も独学で宅建資格に合格しました。教材選びと学習計画をしっかりと立てて、計画通りに勉強を進めることができれば、自分のペースで学習できます。なので、独学が好きで自分の独学の勉強スタイルを確立されている方は、宅建の勉強においても独学がもっとも効率が良いケースもあるでしょう。

・自分のペースで勉強を進めたい方
・普段から独学での勉強に慣れている方
・意思が強くて自己管理が得意な方
・費用を抑えたい方

このような方であれば、宅建勉強を独学で行う方法がおすすめです。さらに詳細は、宅建を独学で取得しよう！も参考にどうぞ。

いずれの方法選ぶにしても、自分が最後まで勉強をやりとおせると確信できる、自分に最も合った勉強方法を選ぶことが、宅建試験に効率よく一発合格するための一番重要なポイントとなります。