宅建試験対策の学習計画を立てよう

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前のページ(宅建合格に必要な勉強時間を見積もる!)で、宅建合格に必要な総勉強時間を見積もりましたところ、約300時間程度であることが判明しました。そして一日に確保できる勉強時間から、宅建試験日の何日前に勉強を開始すれば良いかというのも分かります。

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私の場合は、一日3時間の勉強時間を確保しますので、7月1日に宅建勉強を開始することにしました。10月の試験日まで約3ヶ月半の勉強期間です。ですので実体験に基づき、この3ヶ月半の学習期間を例に、学習計画を立ててみることにします。

7月から8月上旬までの前半はテキストを読む

学習開始の7月から8月の上旬までには、テキストを繰り返し読み込みます。私の場合は、7回読み勉強法という方法を採用していまして、宅建のテキストを7回反復して読み返しました。

1回目の読み込みにかかる時間を50時間と見積もりましたので、1日3時間の勉強ですと1回目の読み込みは17日間で行う必要があります。600ページのテキストを17日間で読み終えるには、1日35ページを読み進めなければなりません。このように計算して、それぞれの読み込み回数目で、1日あたりどのくらいのページ数を読めばよいかを算出します。

そして、テキスト読み込みの1回目、2回目、3回目と、紙のカレンダーの8月上旬までの毎日に、1日ごとにテキストの読むべき目次やページを書いておきます。

7月1日 1回目:権利関係1ページから35ページ
7月2日 1回目:権利関係36ページから70ページ
・・・
7月18日 2回目:権利関係1ページから50ページ
7月19日 2回目:権利関係51ページから100ページ
・・・
8月10日 6回目:1ページから300ページ
8月11日 6回目:301ページから109ページ
8月12日 7回目:1ページから600ページ全部通して読む

上記のような感じでカレンダーに学習計画を書いておきます。これによって毎日テキストのどの部分を読むべきか、ということが明確になります。毎日のノルマを確実にこなしていこうというモチベーションにもつながります。読み込んだページには、カレンダーにシールを貼ったり、ばつ印をつけたりして、さらなる明日へのモチベーションにつなげましょう。

カレンダーによる学習計画の管理は、紙のカレンダーで行うのが私のオススメです。勉強するデスクのすぐ脇に貼って、いつでも目に入るようにしておくとモチベーションを保てます。もちろん、スマートフォンのカレンダーを用いて学習計画を管理してもオッケーです。

7回繰り返し読むことにより、理解が驚くほど深まり、知識も強く定着します。テキスト読み込みに後に行う過去問演習でも、7回読みの理解と知識定着により、かなり正答率高く問題を解ける成果を得られます。

7回読みを実践しない場合であっても、テキストは最低でも3回以上は読み込むようにした方が良いでしょう。1回や2回の読み込みでは、全く過去問を解くことができないかと思います。テキストの読み込み回数が少ないと、宅建合格は難しいです。

8月の半ば以降は宅建過去問の問題集を演習

テキストの7回読みを8月上旬までに終えたら、8月半ば以降は、いよいよ過去問の問題集で演習を行っていきます。7回読みを実践して知識が確実に定着している場合は、おそらく1回目の過去問演習から、合格点ラインの得点である35点〜36点をクリアできるかと思います。しっかりと7回読みを実践していれば、少なくとも30点以上は取れるでしょう。30点以上取れたら知識が身に付いてきているな、と実感して良い点数です。

30点取れなかったからといって、悲観する必要はありません。7回読みによる知識の定着がまだちょっと弱い可能性がありますので、得点を取れなかった科目分野を中心にテキストを読み直すようにします。また、過去問演習を繰り返すことで、苦手分野を克服して点数を伸ばしていくことができます。

過去問もテキストと同じように、繰り返し解いていきます。私は過去8年分の過去問をそれぞれ5回ずつ解きました。最終的に5回目の過去問演習では、ほとんどの年度の過去問で、48点以上から50点満点の高得点を得ることができるようになりました。ここまで過去問演習を行えば、自信を持って本番の試験にも望めます。

過去問の練習についても、カレンダーで毎日何年度分の過去問を解くかというの管理しましょう。テキスト読み込みの時と同じように、その日に解いたり復習したりする年度の分の過去問を、紙のカレンダーに書いてスケジュールを管理します。こちらも同様にスマートフォンのカレンダーアプリ等で管理しても構いません。

8月13日 平成27年過去問演習
8月14日 平成26年過去問演習
8月15日 平成25年過去問演習
・・・

上記のような感じです。

なお問題集は、過去問だけを行えば良いです。出版社や予備校などから、予想問題集や演習用の問題が、過去問とは別に販売されることもありますが、それらの問題集は特に手を出す必要はないと思います。宅建試験で出題される問題は、ほとんど過去問の焼き直しである問題が多いからです。

とにかく過去問を中心にひたすら時間がある限り、過去問での反復演習を行えば良いと思います。私は8年分の過去問演習を行いましたが、余裕があればさらに多く10年分の過去問を演習すればよいでしょう。逆に時間がない場合は、間近の過去問5年分の演習を行うと良いでしょう。合格のためには最低でも過去5年分の過去問を練習を行った方が良いです。

4ヶ月や6ヶ月の学習期間での計画

私は7月からの3ヶ月の勉強期間での学習計画を立てました。しかし、人によっては6月からの4ヶ月間、4月からの6ヶ月間などで学習計画を立てる方もいらっしゃるでしょう。

4ヶ月間や6ヶ月間での学習計画の場合でも、3ヶ月の計画と同じように前半でテキスト読み、後半で過去問演習を行うように計画を立てます。4〜6ヶ月間での学習計画の場合であれば、少なくとも8月以降から試験本番までの期間は過去問演習に当てたほうが良いかと思います。

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