宅建を通信講座で取得しよう！

宅建の学習には、通信講座を利用する方法もあります。通信講座のメリットは学校への通学講座に似たようなメリットを受けつつ、通学講座よりも費用を安く抑えられる点です。通信講座（通信教育）とは、通信講座スクールが用意した教材とカリキュラム・学習計画を元に、自宅で学習を進めていくタイプの勉強法となります。

通信講座のメリット

実際には、学校に通学しないで自宅で学習するという点以外は、通学で学校で勉強する場合とほぼ同じメリットを受けられます。通信講座のメリットは以下のような点です。

・通学せずに自宅で勉強できる
・合格率が高い
・質の高い教材
・決められたカリキュラム
・プロの講師による授業
・質問やサポートなどを受けられる
・学習計画を立てやすい
・試験情報や法改正などの情報がすぐ手に入る
・費用が通学タイプの学校よりは安い

学校への通学講座と同じようなメリットを享受できつつ、通学講座よりは費用を抑えられるのが通信講座の特徴です。

通信講座のデメリット

通信講座ではテキストや問題集などの教材が用意されるとは言え、実際の学習は自宅で行うことになりますので、勉強に取り組むスタイルは独学に近いものになります。しっかりとした意識を持って、自主的に学習に取り組まなければ、無駄に時間だけが過ぎていってしまいます。なので、通学講座よりは意思の強さが必要です。

通信講座での宿題の提出や決められた時期での確認テストなどの課題は、確実にこなしていきましょう。これらのことをやらなければ、通信講座の意味はありませんからね。

・独学よりは費用がかかる
・意志の強さや自己管理が必要

ということで、上記の点などが通信講座のデメリットとなります。

通信講座に向いている人

通信講座に向いている人は以下のようなタイプの人です。

・講師から刺激を受けたい人
・講師による質問サポートを受けたい人
・教材選びに時間を使いたくない人
・学習計画を立てやすくしたい人
・費用の支払いのゆとりがある人
・費用を使ってでも効率を優先させたい人

教材選びや学習計画（カリキュラム）に時間を取りたくなくて、それらを多少の費用で解決したい方、なおかつ独学が得意な方には、通信講座という勉強法はぴったしだと思います。

宅建の通信講座の選び方

通信講座の選び方まとめです。以下のようなポイントに注意して、通信講座を選びましょう。

講義のDVDやCDが用意されているか
自分の学習スタイルに合わせて、講義のDVDやCD等が用意されているかどうかを確認します。講義のDVD映像は若干高額な場合もあります。その場合は、CDを選んでも良いでしょう。CDであれば、電車の移動中や車の運転中、ちょっとした隙間時間にも勉強に取り組むことができます。がっつりとデスクで勉強に取り組む予定の方であれば、DVD講義のほうが分かりやすいかと思います。

教材の無料サンプルがあるか、その質が良いかどうか
最近では、通信講座の場合、無料の教材サンプルが用意されているケースが多いです。逆に無料サンプルがない場合は、教材の良し悪しを判断できませんので、そのような通信講座は避けておいたほうが良いでしょう。テキスト教材の質が良いかどうかも通信講座を選ぶ上でのとても重要なポイントです。

講師の質や相性が良いかどうか
講師がしっかりとした知識を持って、真剣に授業を教えてくれるかどうかも、チェックするべき大事なポイントです。講師の自分との相性もチェックする必要があります。好きな講師であれば講義を視聴するのも楽しくなるでしょう。逆に自分が好きになれそうでない講師であれば、講義の視聴が嫌になるかもしれません。

費用が適切かどうか
通信講座の場合も、費用が適切であるかどうかを確認する必要があります。費用が法外に高くないかどうか、自分に支払える範囲の適切な費用であるかどうかをチェックしましょう。質問サポートも無料で行ってくれる通信講座が理想です。

質問やサポート体制が整っているかどうか
分からないことがあったときに、講師に質問やサポートをお願いできるかどうか、質問にちゃんと答えてもらえるかどうかも確認しておいた方が良いです。通信講座の場合、質問返答がメール返信によるものもあるかと思いますが、返答ができるだけ短時間のうちに受け取れるほうが良いでしょう。また、質問やサポートを一件あたり○○円と有料にしている通信講座は、あまり良心的ではありません。

合格率が高いかどうか
通信講座で宅建合格を目指す大きなメリットは、合格率の高さを期待できる点です。ですので、全受験者での平均より合格率が低かったり、他の通信講座と比べて合格率が極端に低かったりする通信講座は避けておいたほうが賢明です。あくまでも最大の目標は、宅建試験に合格することなのですから。合格率が高い通信講座であれば、それを宣伝として表示している通信講座もありますから、合格率を確認してみることをおすすめします。

上記のような点に注意して、通信講座を選びましょう。