法令上の制限のポイントと勉強方法

法令上の制限の科目は、宅建業法と同様に暗記の科目となります。読めば理解しやすいですが、暗記すべき数字がたくさん出てきます。宅建業法以外の、不動産に関わる法律が定められている科目です。

法令上の制限は宅建業法以外の不動産に関わる法律

法令上の制限は、宅建業法以外の不動産取引に関連する法律から出題される科目となります。例えば都市計画法、建築基準法、国土利用計画法、農地法、土地区画整理法、宅地造成等規制法などの法律が出題の範囲です。これらの法律をまとめて法令上の制限といいます。

宅建業法と同様に暗記さえしておけば、確実に得点を重ねることができる科目です。特に権利関係を苦手とする人の場合であれば、重要な得点源になります。宅建業法と同様に暗記を意識して勉強に取り組みましょう。

法令上の制限の出題数

法令上の制限の科目での、各法律からの出題数は以下のような傾向となっています。

・都市計画法から2問
・建築基準法から2問
・国土利用計画法から1問
・農地法から1問
・土地区画整理法から1問
・宅地造成等規制法から1問

近年の宅建試験では、法令上の制限から8問前後出題されています。

繰り返しますが、法令上の制限の科目では、とにかく暗記しているかどうかが、問題に解答できるかどうかの肝になってきます。過去問を繰り返し行えば、暗記すべき知識や数字が分かってきますので、それらの事項に関しては徹底的に暗記して頭に叩き込みましょう。暗記さえすれば問題が解けますので、権利関係よりは得点しやすい科目となります。