宅建を独学で取得しよう!
宅建試験に合格するためには、独学で勉強を行う方法でも可能です。ただし独学の場合、費用が安いのと自宅でマイペースに学習ができる点以外は、たいしてメリットは多くはありません。なぜなら、教材選びから学習計画、過去問の演習など、すべてを自力で行う必要があるからです。数えあげてみれば、むしろメリットよりもデメリットの方がはるかに多いでしょう。
それでも意思が強く自己管理が徹底してさえいれば、独学でも十分に合格を目指せるのが宅建試験です。私も自分で立案した7月からの3ヶ月の学習計画に則り、独学で勉強して宅建試験に合格いたしました。それでは、まずはじめに独学のメリットとデメリットを見てみましょう。
独学のメリット
独学のメリットは正直多くはありません。
・費用があまりかからない
・自宅でマイペースで勉強できる
・独学が得意な方であれば効率が良い
上記のような点がメリットとなります。私は本業が技術職で、普段から独学で技術書・専門書を読むことが多いです。なので、元から独学に慣れているという側面がありました。私と同じように、普段から何かの分野の技術書や専門書を読む機会が多く、独学に慣れている方であれば、宅建試験もきっと独学で合格できるかと思います。
独学のデメリット
独学での勉強法は、デメリットのほうが多いですが、以下のような点がデメリットとして挙げられます。
・通学や通信講座に比べて合格率が低い
・意思が弱いと勉強に挫折する
・教材を自分で選ぶ必要がある
・学習計画を自分で立てる必要がある
・講師に質問したり等ができない
・法改正など試験情報が入手しにくい
・全体的な学習の効率が悪くなる可能性がある
上記の通り、独学はデメリットの方がはるかに多いです。なので、意思の強さに自信がある人や、普段から自主的に学習に取り組んで独学に慣れている人、資格試験取得のための勉強を日常的に行っている人など以外には、取り組むのが少し難しく感じるかもせれません。その場合には、他の方法である通信講座や学校への通学講座で勉強する方法をおすすめします。
宅建を通信講座で取得しよう! – 宅建の勉強方法を決めよう | 宅建なび
宅建を学校・予備校に通学して取得しよう! – 宅建の勉強方法を決めよう | 宅建なび
独学に向いている人
独学での勉強法が向いている人をまとめます。
・意思が強い人
・普段から自主学習に取り組んでいる人
・資格取得のための勉強を独学で日常的に行っている人
・独学のための学習時間を十分に取れる人
・過去に受験をしたことがある人
・身近に質問や相談などサポートしてくれる人がいる人
独学で合格するためのポイント
独学で勉強する方法を選ぶ場合、合格する確率を高めるためには、以下のポイントに注意する必要があります。
良いテキストと問題集を選ぶ
まず最初に良いテキストと問題集を選ぶのがもっとも大事な点です。宅建のテキストは、大体1冊500ページから600ページほどあります。絵やイラスト、図表などが豊富に使ってあり、分かりやすいテキストを選びましょう。
最新の法改正情報や統計資料を確認
テキストには、法改正資料の請求葉書等が添付されている場合があります。法改正の情報を入手するためには、それを活用しましょう。また法改正の情報を入手するにはインターネットを活用しても良いです。
模擬試験や短期集中講座を利用
独学の場合でも、通学講座で短期集中の講座を受講してみるなどの方法も利用できます。わからない点を講師にまとめて質問するために活用しても良いでしょう。またある程度学習が進んだ時点で、資格学校などで行われる模擬試験を受けて、自分の現在の実力を把握するのも良いかと思います。
- 自分に合った勉強法を選ぶ
- 宅建を学校・予備校に通学して取得しよう!
- 宅建を通信講座で取得しよう!
- 宅建のテキストや問題集など教材の選び方を伝授!
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